キャリアアップに大事な人付き合い

SEとしてのスキルが高い人よりも、人付き合いが得意な人の方がキャリアアップできる可能性が高い。
出世するためには、社長や上司からの印象が重要になるためだ。

例えばSEとしてのスキルは高いが寡黙で人付き合いが苦手だというタイプは、上司からは「高い技術を持っているのに、付き合いが悪い」という印象を持たれやすい。
技術面の評価は高いが印象が悪いため、出世が遠くなる場合も多い。
対してSEとしてのスキルが高いわけではないが人付き合いが得意なタイプは、「高い技術を持っているわけではないが、会社やプロジェクトのことを考えている」という評価を得られやすい。
この評価だけで言えば、前者よりも後者の方が出世しやすいと言える。
社内で誰かを昇進させることが決まった際は、高度な技術を持っている人より、良い印象のある人の方が推薦されやすいのだ。
出世するには一定の知識や技術を持っていることは必須だが、その基準に到達している場合、人付き合いを優先しておくと良いだろう。
出世できる人数には限りがあるため、同じようなレベルの人と争うことになった場合にも、周囲からの印象が影響しやすい。
このことからも、人とのコミュニケーションの重要性を知ることができるだろう。

具体的に人付き合いを良くする方法として挙げられるのは、飲み会や休日の誘いには出来るだけ参加することだ。
上司は飲み会や休日のゴルフに誘ってくることが珍しくない。
そのような状況で自分は参加したくないと思っていても極力参加しておくことで、キャリアアップできる可能性は高くなる。

※キャリアアップのヒントはこちらにも:http://advancement-se.com